![](http://vps-one.site/wp-content/uploads/2022/07/unicorn.png)
さくらのVPSでNode.jsって使えるの?
もちろんインストールして使うことができますよ。
![](http://vps-one.site/wp-content/uploads/2022/07/human-244x300.png)
今回はさくらのVPSでNode.jsをインストールして使っていきたいと思います。
この記事で分かること
- さくらのVPSでサーバーを立てる
- さくらのVPSでNode.jsをインストールする
- さくらのVPSでNode.jsを動かす
- さくらのVPSでExpressを動かす
さくらのVPSでNode.js使って何かしたい方は参考にしてみてください。
さくらのVPSでNode.jsをいじっていきましょう。
![](http://vps-one.site/wp-content/uploads/2022/07/human-244x300.png)
さくらのVPSでサーバー作成する
まずはさくらのさくらのVPSに登録します。登録したらサーバー選択の画面からいくつか選択していきましょう。
![](https://vps-one.site/wp-content/uploads/2022/08/スクリーンショット-2022-08-06-8.40.21-1024x459.png)
利用可能クーポンがある場合は、[会員ログイン]からログインするか新規登録してログインするといいです。
ゾーンは特にどこでもいいかなあ・・・っていうところだけど東京第2にしておきます。ゾーンについてはさくらのクラウドのリージョン・ゾーンを見てみるといいです。
![](https://vps-one.site/wp-content/uploads/2022/08/スクリーンショット-2022-08-06-8.41.12-1024x346.png)
次はプランですね。毎月払いから12ヶ月一括かで支払い方法は選べて、メモリのプランはいくつかあります。
![](https://vps-one.site/wp-content/uploads/2022/08/スクリーンショット-2022-08-06-8.35.11-1024x1019.png)
今回はこのように進めます。
- 支払い・・・毎月払い
- プラン・・・1G
ストレージ変更オプションは変更手数料が0円の50GBにしておきます。
![](https://vps-one.site/wp-content/uploads/2022/08/スクリーンショット-2022-08-06-8.35.24-1024x680.png)
次へを押すとサーバー設定ですね。サーバー名とサーバー説明を入力したかったら入力しましょう。
![](https://vps-one.site/wp-content/uploads/2022/08/Image-2022-08-13-18.16.13.png)
サーバーにインストールするOSを何にするか選びます。今回はCentOSのStream 9 ×86_64にします。
![](https://vps-one.site/wp-content/uploads/2022/08/スクリーンショット-2022-08-06-8.43.16-1024x951.png)
スタートアップスクリプトっていうインストール時に実行してくれるスクリプトがあるので、利用しておきます。
![](https://vps-one.site/wp-content/uploads/2022/08/スクリーンショット-2022-08-06-8.46.31-1024x615.png)
スタートアップスクリプトの設定があるけど、そのまま変更せずにしました。
![](https://vps-one.site/wp-content/uploads/2022/08/スクリーンショット-2022-08-06-8.48.53-1024x1008.png)
サーバーへのSSHキー登録もできるけど、今は登録せずに進みます。
![](https://vps-one.site/wp-content/uploads/2022/08/スクリーンショット-2022-08-06-8.49.40-1024x512.png)
続いて支払い方法です。ここでクレジットカードにすると、2週間無料のお試しを利用することができるのでクレジットカードがおすすめです。
![](https://vps-one.site/wp-content/uploads/2022/08/スクリーンショット-2022-08-06-8.50.17-1024x873.png)
![](https://vps-one.site/wp-content/uploads/2022/08/スクリーンショット-2022-08-06-8.51.14-1024x368.png)
![](https://vps-one.site/wp-content/uploads/2022/08/スクリーンショット-2022-08-06-8.51.47-1024x476.png)
お支払いボタンを押すと完了です。
![](https://vps-one.site/wp-content/uploads/2022/08/スクリーンショット-2022-08-06-8.52.49-1024x362.png)
申し込むとメールが届くので確認しておくといいですよ。
また、少し経つとサーバー一覧に申し込んだサーバーが表示されます。
![](https://vps-one.site/wp-content/uploads/2022/08/Image-2022-08-13-18.19.10-1024x264.png)
サーバーを起動してコンソールにログインする
作成したサーバーは最初は停止しているので、起動させます。
![](https://vps-one.site/wp-content/uploads/2022/08/Image-2022-08-13-18.19.27.png)
![](https://vps-one.site/wp-content/uploads/2022/08/スクリーンショット-2022-08-06-9.23.38-1024x344.png)
サーバーが稼働するとコンソールが使えるので、コンソールからどちらかのコンソールを使いましょう。VNCコンソールで見てみます。
![](https://vps-one.site/wp-content/uploads/2022/08/Image-2022-08-13-18.19.52.png)
黒い画面が表示されましたね。サーバー作成時に表示されたユーザー名とパスワードを入力してログインしましょう。
![](https://vps-one.site/wp-content/uploads/2022/08/スクリーンショット_2022-08-06_9_24_54-1-1024x223.png)
![](https://vps-one.site/wp-content/uploads/2022/08/貼り付けた画像_2022_08_06_10_18-1024x951.png)
- ログインユーザー・・・管理ユーザー名
- パスワード・・・管理ユーザーのパスワード
ログインしてみると、ちゃんとCentOSのフォルダ構成ができていますね。
![](https://vps-one.site/wp-content/uploads/2022/08/スクリーンショット_2022-08-06_9_27_57-1024x98.png)
Node.jsをインストールする
コンソールでもいいけど、SSH接続してやったほうがやりやすいのでSSH接続して進めることをお勧めします。
SSH接続
$ ssh centos@パスワード
node.jsをインストールします。
$ sudo dnf install nodejs -y
$ node -v
=> v16.14.0
node.jsをインストールしたら何か適当にファイルに書いて実行してみます。
$ vi index.js
# 以下を記述
console.info("Hello Node.js")
![](https://vps-one.site/wp-content/uploads/2022/08/Image-2022-08-13-18.31.06.png)
ちゃんとnodeのコマンドが動きましたね。
vimを入れておく
やりづらかったらvimをインストールしておくといいです。
$ sudo yum install -y vim
Nginxをインストールする
次はNginxを入れてNodeで起動したサーバーにつなげたいと思います。まずはNginxをインスト―ル。
$ sudo dnf -y install nginx
Nginxの設定ファイルを新たに追加します。
$ vim /etc/nginx/conf.d/node_app_nginx.conf
server {
client_max_body_size 50M;
listen 80;
server_name IPアドレス;
location / {
proxy_pass http://localhost:3000;
}
}
ポートは3000番で起動する想定です。Nginxを再起動しておきます。
$ sudo service nginx restart
ポートを開放する
さくらのVPSはデフォルトでポートが制限されているので、今回使う80番ポートを許可してやります。[グローバルネットワーク→パケットフィルターを設定]をクリック。
![](https://vps-one.site/wp-content/uploads/2022/08/Image-2022-08-13-18.52.50.png)
![](http://vps-one.site/wp-content/uploads/2022/08/スクリーンショット_2022-08-06_9_33_09-1024x136.png)
![](http://vps-one.site/wp-content/uploads/2022/08/スクリーンショット_2022-08-06_9_34_00-1024x425.png)
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88_2022-08-06_9_34_48-1024x725.png](http://vps-one.site/wp-content/uploads/2022/08/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88_2022-08-06_9_34_48-1024x725.png)
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88_2022-08-06_9_35_34-1024x568.png](http://vps-one.site/wp-content/uploads/2022/08/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88_2022-08-06_9_35_34-1024x568.png)
これで80番ポートは許可できました。
Nodeでサーバーを起動する
Nodeで動かすサーバーに接続したいので、JavaSciriptでコードを書きます。サーバーを3000番で動かすやつですね。Node.jsのサイトに掲載されているコードです。
# index.js
const http = require('http');
const hostname = '127.0.0.1';
const port = 3000;
const server = http.createServer((req, res) => {
res.statusCode = 200;
res.setHeader('Content-Type', 'text/plain');
res.end('Hello World');
});
server.listen(port, hostname, () => {
console.log(`Server running at http://${hostname}:${port}/`);
});
$ node index.js
これでサーバーのIPアドレスにブラウザからアクセスすると無事表示されました。
![](https://vps-one.site/wp-content/uploads/2022/08/Image-2022-08-13-18.49.43.png)
さくらのVPSでExpressを使ってみる
せっかくなのでExpressも試してみましょう。Generatorも入れてアプリを作成します。
$ sudo npm install express -g
$ sudo npm install express-generator -g
# expressアプリを作成
$ express my-express-app
# npm install
$ cd my-express-app
$ npm install
npm startで起動します。
$ npm start
サーバーのIPアドレスにアクセスするとExpressの画面が表示されましたね。
![](https://vps-one.site/wp-content/uploads/2022/08/Image-2022-08-13-19.03.21.png)
まとめ
さくらのVPSでNode.jsを使うっていうことをやったけど、OSはCentOSで以下のことをしました。
- Node.jsをインストールして動かす
- Nginxをインストール
- Expressをインストールして動かす
サーバーを立てるのは簡単だし、後はコマンドでいろいろインストールしていくだけです。さくらのVPSでNode.js動かしてみたかったら試してみるといいですよ。