GPUが使えるVPSってないの?
探せばちゃんとありますよ!
この記事ではGPUを使うことのできるVPSを紹介します。
この記事で分かること
- GPUを使うことのできるVPS
- GPUを使うにはどれぐらい料金がかかるのか
GPUを使うことのできるVPSを知りたい人は参考にしてみてください。
GPUが使えるVPSを見ていきましょう。
Webarena indigoGPU
Webarenaは安く使えることで有名なVPSですが、そのWebarenaにはGPUを使うことのできるプランがあります。
インスタンスは2つありますが、それぞれ料金は同じです。
やっぱりGPUだと料金は結構かかるのね。
そうですね、GPUは高いんです。
これでも高いと感じてしまうだろうけど、WebARENA (Indigo)はまだ安いなと思います。
他のところだと初期費用で何十万とかかったりするけど、Webarena Indigoは初期費なしなのでありがたい。
スペック
それぞれのプランの違いとしてはプリインストールライブラリがいくつか入っているかどうか。
自分で最初から環境を整えたい場合はnvd4-wa1ubの方が良いですね。
申し込みから5営業日以内で利用開始
利用を開始するまでの流れはこうです。
利用の流れ
- 申込書に必要事項を記入して、メール送信
- 申込書が受領されてから5営業日以内に開通の案内
- サービスの利用を開始
さくらのクラウド 高火力シリーズ
SAKURA internetが提供するさくらのクラウド 高火力シリーズでもGPUを使うことができます。
高火力シリーズの料金
高火力シリーズの料金はこんな感じです。
初期費用えぐい・・・
「うっ・・・」となりますよね。
初期費用がかなり高いので手を出すのはちょっと勇気がいります。その分月額費用は抑えめですけど、やっぱり初期費用の高さに目を引かれてしまいます。
スペック
スペックとしてはGPU搭載メモリ32GBが一番高いですね。
NVIDIA V100 32GB (スタンダードモデル) | NVIDIA V100 32GB (アドバンスドモデル) | NVIDIA V100 16GB (アドバンスドモデル) | NVIDIA P100 (アドバンスドモデル) | NVIDIA P40 (アドバンスドモデル) | |
GPU搭載メモリ | 32GB | 32GB | 16GB | 16GB | 24GB |
標準OS | Ubuntu 20.04 (64bit) | Ubuntu 20.04 (64bit) | Ubuntu 20.04 (64bit) | Ubuntu 20.04 (64bit) | Ubuntu 20.04 (64bit) |
ただGPUカードは追加することができます。(何十万何百万かかるけど)
最低利用期間
最低利用期間は支払い方法によって変わってきます。
- 「初期費用一括払い」の最低利用期間は3ヶ月
- 「初期費用分割払い」の最低利用期間は 12ヶ月
とはいえ初期費用で100万円ぐらいかかるので、長期利用を想定して使うことになりそうですよね。ただ時間課金で使うと初期費用や最低利用期間がなかったりしますね。
KAGOYA Tesla GPUサーバー
KAGOYA Tesla GPUサーバーはKAGOYAが展開しているGPUサーバーですね。KAGOYAもVPSサービスをやっていて結構良い感じです。
NIVIDA Tesla P100とNIVIDA Tesla P40の2つを使うことができます。
料金
やっぱり初期費用が凄いのか。
そうですね。。。
どちらを選んだらいいかは利用用途に応じて決めるといいでしょう。
利用用途
- NIVIDA Tesla P100・・・科学技術計算、HPC
- NIVIDA Tesla P40・・・機械学習、ディープラーニング
スペック
それぞれのスペックはこの通りです。
最低利用期間1年
最低利用期間は1年です。結構な初期費用がかかるから、それぐらいは使う想定かもしれないけど、利用する前には最低利用期間の認識はしておきましょう。
Winserver |NVIDIA製GPU搭載 専用サーバー プラン
WinServerはWindows VPSで知っている人が多いかもしれないけど、GPUプランもあります。どんなプランなのか見ていきましょう。
料金
料金プランは3つあってこんな感じですね。
まあ他のところとあまり変わらないぐらいか。
そうですね、GP20-32はちょっと安いね。
やっぱり初期費用が高額なのはどこも大体同じですね。おすすめは真ん中ということだけど、うーんやっぱり高額。
スペック
スペックはOSがWindowsなのがWinserverを感じさせます。他はUbuntuが多かった気がするので珍しいですよね。
WindowsでGPU使って何かしたいっていう人には良さそうです。
最低利用期間は6か月ということだけど、GPV20-96プランについては最低利用期間が12ヶ月ということです。
まとめ
GPUを使うことのできるVPSを見てみたけど、今回見たのは以下のVPSです。
ポイント
- Webarena IndigoGPU
- さくらのクラウド 高火力シリーズ
- KAGOYA Tesla GPUサーバー
- Winserver |NVIDIA製GPU搭載 専用サーバー プラン
GPUを搭載しているものはどれも高かったですね。初期費用が掛かるところが多いので、そういったものがないWebarena Indigoはまだ手を出しやすそうな印象です。
GPU搭載しているところならAI関連のプログラムもそれなりに動かせると思うので、機械学習やディープラーニングするなら使いたいところです。