ConoHa VPS

ConoHa VPSでReactアプリケーションを公開する【CentOS9・Nginx】

ConoHa VPSでReactアプリ公開したいんだけどできるのかな?

もちろんできますよ。

この記事ではConoHa VPSでReactアプリを公開するっていうことをやっていきます。

この記事でやること

  • ConoHa VPSでサーバーを立てる
  • Nginxをインストールする
  • SSH接続する
  • FTPソフトでReactアプリケーションをアップロードする
  • ブラウザから確認する

ポイント

ちなみにConoHa VPSで公開してみるアプリはcreate-react-appしてテキストをちょっと変更しただけのものです。

公開するReactアプリ
公開するReactアプリ

ConoHa VPSでReactアプリを公開していきましょう。

ConoHa VPSでサーバーを立てる

まずはConoHa VPSでサーバーを立てます。メモリやOSは好きなものでいいんだけど、今回は1GB、CentOSでいきます。

  • サービス・・・VPS
  • VPS割引きっぷ・・・利用しない
  • メモリ・・・1GB
  • イメージタイプ・・・CentOS

オプションは基本何もしなくていいけど、SSH Keyは一緒に作っておくといいです。

どうせ後でSSH接続して作業するのでここで作成しておきましょう。入力が完了したら追加ボタンを押すとサーバー作成が始まります。

サーバーが作成されるとサーバーリストに作成されたサーバーが表示されますね。

SSH接続する

作業はSSH接続してやりたいのでSSH接続しましょう。ユーザーはrootでできました。

ssh -i 秘密鍵のパス root@IPアドレス

やり方がわからなければ以下の記事でSSH接続の方法について書いているので、よかったら参考にしてみてください。

ConoHa VPS

ConoHa VPSでSSH接続する方法とおすすめ設定を紹介します。

2022/8/2  

今回はそんなConoHa VPSでSSH接続する方法を書いていきたいと思います。 SSH接続する方法を見ていくんですが、後半ではセキュリティ面を意識してrootユーザーではSSH接続できないようにして ...

Nginxをインストールする

まずはWebサーバーをインストールします。ApacheでもLiteSpeedでもいいですが、今回はNginxをインストール。

次はNginxを入れてNodeで起動したサーバーにつなげたいと思います。

# Nginxをインストール
$ dnf -y install nginx

Nginxの設定ファイルを新たに追加します。

$ vim /etc/nginx/conf.d/react_app_nginx.conf
server {
  listen 80;
  server_name IPアドレス;
  charset      utf-8;
  root   /home/kobayashi/my-app;
  index  index.html index.htm;

  location / {
    try_files $uri /index.html;
  }
}

server_nameはConoHaで立てたサーバーのIPアドレスです。

赤字の部分は自分の環境に合わせて設定しましょう。

Nginxは起動しておきます。

# nginx起動
$ systemctl start nginx

# status確認
$ systemctl status nginx

statusを確認してactiveだったらOKです。

firewall設定をする

デフォルトだと80番ポートは開いていないので開きます。

$ firewall-cmd --zone=public --add-service=http --permanent
$ firewall-cmd --reload

デフォルトではpublicゾーンが使われるけど、servicesにhttpが追加されましたね。

$ firewall-cmd --list-all
public (active)
  target: default
  icmp-block-inversion: no
  interfaces: eth0
  sources:
  services: cockpit dhcpv6-client http ssh

ユーザーを作成する

ユーザーを作成してそのユーザーの配下のディレクトリでreactアプリを公開することにします。

$ useradd kobayashi
$ passwd kobayashi

OSとNginxがあるだけで何もディレクトリを作っていないのでユーザーのディレクトリを作ります。

# wheelグループに追加
$ usermod -aG wheel kobayashi

# wheelを有効にする
$ vi /etc/pam.d/su

# 以下をコメントアウト
auth sufficient pam_wheel.so trust use_uid
auth required pam_wheel.so use_uid

reactアプリのディレクトリを作成

作成したユーザーの配下にディレクトリを作って、ここでReactアプリを公開します。

$ cd /home/kobayashi
$ mkdir myapp

権限を設定する

権限を変更してアクセスできるようにします。

$ chmod 701 /home/kobayashi
$ chmod 701 /home/kobayashi/my-app/

Reactアプリケーションをアップロードする

Reactアプリをbuildする

Reactアプリはbuildしたものをアップロードするので、buildしていなかったらbuildしておきます。

$ npm run build

yarn使っていたらyarnでbuildしましょう。

buildするとbuildっていうフォルダができるから確認しておきましょう。

buildしたファイルをアップロードする

FTPソフトを使ってbuildしたファイルをアップロードします。

アップロードするフォルダはNginxの設定ファイルでしたいした場所です。

ブラウザから確認する

サーバーのIPアドレスを入力して、アップロードしたアプリケーションが動くかどうか確かめてみましょう。

ちゃんと動いたね。

無事確認できてよかったです。

ConoHa VPSでサーバー立ててReactアプリを公開するっていうことができました。

同じようなことをしたかったら試してみてもいいかもしれませんね。

  • この記事を書いた人

管理人

各VPSの使い方を紹介します。

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